日本語名と英語名を併せ持つフォルダを作る(.localized ディレクトリを作る)
タイトルの意味がよくわからないかもしれないけど・・・。
例えばホームフォルダ内にあるフォルダの名前は
- 書類 ←→ Documents
- デスクトップ ←→ Desktop
- ピクチャ ←→ Pictures
- ミュージック ←→ Music
こんな感じで日本語名と英語名を併せ持つようになっています。
これらは設定した言語環境によって名称表示の言語が変わってきます。システム環境設定の言語の設定で「English」を優先させるようにすれば、Finder でのこれらのフォルダ名の表示が英語表記に変わります。
自分で作成したファイルやフォルダの名前にも、上記のうような英語名も併せ持つフォルダを作りたい!なぜなら Quicksilver を使ってると日本語の名前のファイルやフォルダは検索しづらいので。
最初から「英語」もしくはアルファベットを使ったローマ字とかの名前をつければ済む話ですが、やっぱり日本語の名前の方がわかりやすくていいのです。
ずっと以前に「Create Localized Folder」というものがあったのですが、今はもう無いので検索してみると・・・
ここの 2. はシステムフォルダ内のファイルをいじるので、あまりやりたくない。なので1.の .localized ディレクトリを作る方法をターミナルとか使わないで真似してやってみましょう。(名前の後ろに「.localized」がくっつくけど)
例として
柴犬画像 ←→ shibainu_pics.localized
という日本語名・英語名を併せ持つフォルダを作っていきます。
① まず英語名でフォルダを新規作成
Finder で「shibainu_pics.localized」という名前のフォルダを新規作成(Finder上では「.localized」は省かれた状態で表示される)
② .localized ディレクトリ内に「ja.strings」ファイルを作成
テキストエディタで新規ファイルを作成し、内容を
"shibainu_pics" = "柴犬画像";
と入力します。
これで保存ダイアログを開いて、「新規フォルダ」ボタンをクリックして、「shibainu_pics.localized」フォルダ内に「.localized」フォルダ(Finder上では不可視)を新規作成します。
そしてファイル名を「ja.strings」として保存。
③ Finder 再起動して出来上がり
Finder を再起動すると、先ほどのフォルダ名の表記が変わります。
こんな風に「柴犬画像」という日本語名で表示されるようになりました。(当然ながら言語設定で日本語を指定した場合)
Quicksilver でこのフォルダを見るとこんな感じ。↓
名前の後ろに「.localized」が付くけど、日本語環境で使っている時には見えることもそうそう無いので、大して気になりません。
さあ、これで Quicksilver でフォルダ検索しやすくなりました。
めでたし、めでたし。